活動内容

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場づくり

ため池サービス向上に向けた活動が
生まれやすい環境づくりを
おこなっています。

相談受付・対応

地域資源の管理、地域づくり活動など、地域の発展に資する各種相談にお応えするとともに、連携事業も進めていきたと思っています。

  • 駐在員(柴崎)への相談
    自由相談時間:原則毎週木曜 13:00 - 17:00
    (当該時間に必ず在室してる訳でありませんので、必ず事前にアポイントメントをお願いいたします)

アドバイスが欲しい/講演をして欲しい/活動を盛り上げたい/人を紹介して欲しい/研究を進めるためのデータが欲しい・フィールドを紹介して欲しい/ため池について教えて欲しい/ため池を活用したビジネスを展開していきたい、、などなど

東播磨フィールドステーションの活用

「ため池みらい研究所」の拠点である「東播磨フィールドステーション」は、行政(兵庫県東播磨県民局)と3大学(神戸大学大学院農学研究科、京都大学大学院農学研究科、兵庫県立大学地域創造機構)が連携して設置した地域の研究・交流拠点です。

  • セミナー・ワークショップの開催
    研究・実践活動を促すためのセミナー・ワークショップを不定期に開催しています。最新情報はFace Book ページにて
  • 関連する活動・事業についてのコワーキング
    *貸しスペース事業はおこなっていません。

まずは、お電話またはメールより
お問い合わせください。

研究・実践

ため池サービスを向上させるため、
大きく3つの連携を創造しています。

適正管理に向けた農家間の連携

  1. 管理作業の省力化と担い手確保に
    向けたシナリオの作成
    人口・農家が減少していくなかで、どのようにため池を管理していけばいいのか。管理作業の省力化事例や担い手の確保事例を収集し、シナリオを作成しています。
  2. 営農を支える資源管理組織の
    再編シナリオの作成
    営農活動をおこなっていくおこなっていくにあたって、地域資源の管理組織(多面的機能支払いの受け皿組織など)はどのようにあるべきか。資源管理組織の基礎データを収集するとともに、再編シナリオ作成していきます。

協働管理体制の構築に向けた農家・市民の連携

  1. 資源管理に資するコミュニティ・
    ビジネスの創造サポート
    管理活動への市民の新たな関わり方として、コミュニティ・ビジネスを促してます。新たな団体・法人の立ち上げサポートや事例を収集し、活動が生まれやすい環境づくりをおこなっています。
    • 草刈りの継続実施に向けたコミュニティビジネスの創出
      畦やため池の堤体の雑草の管理が大きな地域課題となっています。現状、個人や営農組織といった地域レベルの草刈り、シルバー人材センターなどにみられる広域レベルにおける草刈りサービスがみられますが、それらを補完するようなコミュニティ(「畔師」グループ)を形成していくための活動をおこなっています。
      関連実績
      農村計画学会2022年度秋期大会 優秀発表賞 受賞
      柴崎浩平(2022)「都市住民主体の草刈りグループ結成手法と展開課題-兵庫県東播磨におけるアクションリサーチ-」農村計画学会.
      詳しくみる
    • 里山資源の活用に向けたコミュニティビジネスの創出
      ライフスタイルの変化に伴い、管理されなくなった里山も多くみられます。しかし、里山の中には、価値のある資源も多く存在します。そういった資源を活用するための活動を展開・サポートしています。具体的には、山採りした木々を、お店などの植栽として活用するなどの仕組みづくりをおこなっています。*山採り:自生している幼木を掘り起こし、他の土地に活着させること 詳しくみる
  2. 地域自治を支えるため池管理組織
    の再編シナリオの作成
    ため池を管理する水利組織は、町内会などその他の自治組織と関連して存在しています。地域の自治組織との関連性を考慮した、管理組織の再編事例を取集し、今後のシナリオを作成しています。
    関連実績
    柴崎浩平(2022)「農村における地域資源の管理」
    中塚雅也・山下良平・斎尾直子 編『農村計画研究レビュー2022 -10年間の農村計画学を読み解く- 』,筑波書房.

エコビジネスの促進に向けた農家・市民・ビジネスセクターの連携

  1. ため池の新利用に向けた企業参入支援
    ため池をどのようにビジネス的活用していけばいいのでしょうか。その際、どのような点に留意していく必要があるのでしょうか。価値観の異なる主体の間に入り、バランサーとしての役割を担っています。
  2. バイオエコノミーへの対応
    化石燃料をはじめ天然資源に大きく依存する工業化社会の生産・消費スタイルは環境に大きな負荷を与えています。化石燃料に依存しない、新たな産業・経済のありかたを模索していきます。

情報発信

研究成果や現場の様子など、
様々な媒体で発信しております。

活動レポート

2022年度の活動について

東播磨フィールドステーション 報告書

「ため池みらい研究所」は「東播磨フィールドステーション」での活動をベースに設立されました。「東播磨フィールドステーション」の活動報告は以下の通りです。