ため池×原体験×イベント
次代に繋げる
"ふる里"をつくろう!
「楽しい原体験があることで、大きくなってからもその地域を訪れる。」その思いから、ため池を通したイベントを熱心におこなっている志方西地区を舞台に、イベント企画や、ため池周辺の環境整備を学生の視点から一緒に考えていきます。
地域ではため池やふる里での楽しい原体験を作ることで,子どもたちがいずれ地域に戻ってきてもらうことを期待しています。実際に,ため池でのカヌー体験や桜の植樹など,ため池ふるさと教育を熱心に取り組まれています。今回のため池アクションでは,地元の子どもや都市に住む子どもたちに,志方西地区での原体験を通じて,地域への関わりをもち続けたいと思ってもらえるような体験ができるイベントを企画・運営します。学生ならではの自由な発想で,楽しい原体験を地域の方と一緒につくりましょう
- 地域活性化に興味がある人
- 地域の新たな魅力を発見することが好きな人
- 「楽しい」を企画することが好きな人
春の嵐か夏の台風か、
どんな風が吹くのか楽しみです。
Partner
原地域づくり協議会
北本典比古
「子供たちに楽しい原体験を作りたい」という想いで地域の子供たち向けの
ため池でのカヌー体験やため池学習に積極的に取り組む。
関係人口増加を目指し、
地域の魅力を広めるべく
イベントを企画
「地域を次の世代につなげるにはどうしたらよいのか。」地区散策とイベント参加を通して地域の魅力を発掘。地蔵盆やカヌー大会などに参加し、地域住民との交流を深める中で考えていきました。関係人口をキーワードに活動している志方西ウォーキングプロジェクトに参加し,まずは地域の魅力を知る人を増やすためのイベントを企画・運営することに。期間開催で自由に散策してもらいつつ,休日は地域住民と交流できる場を公民館に設けました。フォトコンテストや笹舟流し,微生物観察会,さつまいもスティック作りなど様々な企画を実施。
地域×都市と農村の交流×拠点づくり
「ワーキングホリデーin広尾東」
制度をつくろう!
集落の人口が減っている一方で、集落に興味を抱く都市部の人も多くいます。そこで、広尾東に多様な人が集うプロジェクトや拠点のあり方(広尾東で活動・働き、泊まれる制度:ワーキングホリデーin広尾東(仮称))を地域住民と話し合い、実践していきます。
ワーキングホリデーとは一般的に,異なった文化の中で休暇を楽しみながら,働ける国際的な制度を意味します。農村(広尾東)におけるワーキングホリデーとはどういったものが望ましいのでしょうか。まず,どこに泊まる?仕事は?などの問いを地域住民と話し合いながら検討していきます。そして,自分達で実際に仮で制度をつくり, 体験してみたうえで,広尾東版のワーキングホリデー制度を提案します。
- 都市と農村の交流に興味がある
- 拠点づくりに興味がある
- 地域住民と話し合いながら地域に貢献しうる活動を企画・実施してみたい
- 農作業(米作り)体験をしたい
農業を通じて一緒に楽しみましょう!
Partner
志方東営農組合
丸山良作
志方東営農組合代表理事。600名を超える営農組合を運営する。
農業への情熱と地域への愛は誰にも負けず、チャレンジ精神に溢れている。
もっと関係性を
深めるために、
学生が地域に泊まれる
仕組みを構築
地域の高齢化や人口の減少に伴い注目される「関係人口」とは何なのか。どうなったら関係人口と言えるのかを紐解き、まずは自分たちが体現しよう!とアクションを起こしました。村内で地域の人々と一緒に、学生が活動できたり、泊まれる拠点になるところが欲しい!という発想から、公民館での宿泊にチャレンジ。地域の人々によって大切に守られてきた公民館を利用するにあたって、公民館の歴史を学んだり、利用するためのルールブックを作成したり、地域に来た人が思い出を記録していく「思い出ノート」も作成しました。
ため池x水路x調査
みらいの水路プランを
提案しよう!
地球10周分(40万キロ)もあるとされる日本の農業用の水路。しかし、老朽化や耕作面積の減少で、水路の維持管理は大きな課題を抱えています。日本の農業や農村のみらいを「水路」という視点から考えて、みらいの水路を地域に提案していきます。
まずは、水路についての理解を深めるために、水路を見学し、管理者のヒアリング調査を行います。また、地域住民や行政への調査も必要に応じて行い、問題の構造の理解を深めていきます。その上で、みらいの水路について「どうあったら良いか?」を一緒に考え、それを実現するために提言をまとめていきます。地域に提案が採用されることを目指して、一緒に頑張りましょう!
- 地域農業の現状を学びたい
- 水の問題に関心がある
- 調査や提言の手法を学びたい
- 地域貢献に関心がある
地域農業を次世代に繋いでいくために、
皆さんの
アイデアが欲しいです。
是非一緒にやっていきましょう!
Partner
草谷川土地改良区
井澤 達文
機械メーカーから引退後、農業や地域づくりに従事している。
地域から小学生がいなくなり、危機感を持っている。一言で表すと、戦略家。
地元の方への
調査をベースに、
みらいを予測して
水路プランを提案
老朽化する水路やため池の堤体、減少する農業用水の利用者(生産者)、ゆえに増えるため池の管理者負担(水入れや草刈りなど)、決壊時に問われる管理者責任、ため池の上流部の開発によって増えるため池への雨水の流入量など複雑に絡み合う問題の現状把握にまず挑戦。ため池や地域のことも知るために、ため池管理者、農業者(営農組合長、若手生産者など)、地域住民(高齢者、移住者、子育て世代)にヒアリングを重ね、ため池のみらいに関するプランを提案しました。
名称 | ため池アクション |
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期間 | 2024年5月〜2024年10月 |
参加費 | 0円(自宅からの交通費等は基本自己負担) |
参加までの流れ |
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対象 | 大学生・大学院生 |
定員が超えた 場合の選考基準 |
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開催場所 |
開会式・中間発表・最終発表 ため池みらい研究所〒675-0003 兵庫県加古川市神野町690-1 その他(各フィールドの拠点) ACTION 1原新田公民館〒675-0335 兵庫県加古川市志方町原997 ACTION 2カシオふれあい館 〒675-0312 兵庫県加古川市志方町廣尾613 ACTION 3草谷川土地改良区 事務所 〒675-1101 兵庫県加古郡稲美町下草谷305-2 |
主催 | ため池みらい研究所 |
共催 |
兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター 神戸大学大学院農学研究科地域連携センター |
協力 |
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アクセス |
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その他 |
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