ため池×六次産業化×アグリツーリズム
国産コットンの生産から
地域ブランド創造を考える
江戸時代から盛んだった綿花栽培。
2011年から100% 地域産ブランド作りに取り組む
かこっとん(株)と、綿花の生産を担う志方東営農組合と共に、
綿花の栽培から販売まで考えていきます。
地域ブランドの利用者拡大に向けたアグリツーリズムの実施を予定しています。地域ブランド商品の理解者を増やすことが、購入に大きくつながるのではないか。そんな発想から、綿畑をめぐり、取り組みのことを直接体感いただける、産地が近いからこそできる企画を考案していきます。
- 地域ブランド作りに挑戦したい人
- コットンの栽培に興味がある人
- 農業×観光に取り組んでみたい人
- ため池の水を利用した新たな取り組み
- 耕作放棄地の新たな活用方法
(お米以外の農作物の生産で、地域農業の発展につながる)
農業を通じて一緒に楽しみましょう!
Partner
志方東営農組合
丸山良作
志方東営農組合代表理事。600名を超える営農組合を運営する。
農業への情熱と地域への愛は誰にも負けず、チャレンジ精神に溢れている。
綿マヨの商品開発と
クラファン154%達成。
地域での活動も継続
江戸時代まで綿花の栽培が盛んだった播州。その復活をかけ地域で栽培している綿花の種から絞った油のマヨネーズ「綿マヨ」を作りました。生産者、加工事業者、デザイナー、販売者と連携し商品開発やPRを考え、実施したクラファンは154%達成。熟考した点は「マヨネーズがどう地域に貢献するか」
地域の理解を深めるため、農作業を体験し、町内会長との対話を重ね、地域のお祭りの準備や手伝いにも参加。活動は綿マヨで終わらず、期間終了後は関係人口を増やすための活動「村民アクション」が学生主導で始まっています。
協力:志方東営農組合、かこっとん株式会社、株式会社籠谷、鶴屋第3企画舎
URL:https://camp-fire.jp/projects/view/706220?list=search_result_projects_popular
ため池×写真×観光
ため池と地域めぐりの
フォトスポットデザイン
現在、地域が一体となって散策ルートを開発中。
そこで、その開発中のルートを活用して、
若い人たちがため池に親しむには
どうしたらよいのかを考えていきます!
「いい写真をとる」という観点から、ため池を発信する企画!SNSの写真でお出かけ先を決める時代。魅力的なフォトスポットを目的に若い人たちがため池を訪れ、地域を巡ることで、原地域の良さを体感してもらえる方法を考えていきます。
- 地域活性化に興味がある人
- 地域の新たな魅力を発見することが好きな人
- 写真をとることが好きな人
- 魅力あるため池風景を切り取ること
- ため池を地域づくりに活用していくこと
春の嵐か夏の台風か、
どんな風が吹くのか楽しみです。
Partner
原地域づくり協議会
北本典比古
「子供たちに楽しい原体験を作りたい」という想いで地域の子供たち向けの
ため池でのカヌー体験やため池学習に積極的に取り組む。
地域の新たな魅力を発掘。
学生の視点で
ウォーキングマップを作成
地域内で発足したウォーキングプロジェクトに参画し,学生の視点から地域の魅力を提案しました。活動の目的は関係人口の増加に向けて。志方西の魅力を発信するため「志方西てくてくマップ~大池周辺八景編~」を作成。提案した八景の1つ「トトロの散歩道」では,地域の方が自らトトロの人形を設置する等,学生の意見を存分に取り入れてくださいました。
ため池アクションの期間終了後には,作成したマップをもとにした「小さい春見つけたイベント」を開催。地域の方々のガイドのもと,約50名の参加者が提案した八景をめぐりました。
協力:原大池利活用協議会、原地域づくり協議会
URL:https://tameikemirai.wixsite.com/shikata-nishi-walkin
ため池×管理作業×調査研究
若者が関わりやすい、
地域農業をデザインしよう!
地域農業を支える活動(農作業や、ため池の管理作業など)に
関わっているのは、70代の男性がメインとなっています。
これからも農業を続けるために、地域内外の若者が
関わりやすい仕組みを提案・実践していきます。
集落の人とともに、農作業や管理作業を一緒におこないます。また、インタビュー調査を通じて、集落住民がどのように地域農業を支えているかを把握します。そのなかから見えてきた疑問やアイデアを学生同士、集落の人、研究者と話しあい、若者が関わりやすい・関わりたくなる仕組みを提案します。そして、提案したことを実際に運用していきます。
- 農作業 / 管理作業をしたい人
- 新しい仕組みづくりに興味のある人
- 調査研究に触れたい人
- フィールドにどっぷり入りたい人
- 公務員の仕事に興味のある人
- ため池の管理体制をアップデートすること
地域農業を次世代に繋いでいくために、
皆さんの
アイデアが欲しいです。
是非一緒にやっていきましょう!
Partner
草谷川土地改良区
井澤 達文
機械メーカーから引退後、農業や地域づくりに従事している。
地域から小学生がいなくなり、危機感を持っている。一言で表すと、戦略家。
地域住民に提案。
ため池管理に若者が
関わりやすい仕組みとは?
農業を行うにためには、ため池などの地域資源を適切に管理する必要があります。しかし,それらを管理する人材は高齢化・不足しています。
そこで,若者や女性でも作業に関われる仕組みを提案しました。提案にあたっては,どのような作業があるのか,ヒアリング・体験したうえで,学生でも関わりたいと思える仕組みとはどのようなものか,議論しながらまとめました。提案した内容の一部は,実際に地域で取り入れられています。
期間終了後は,地域イベントの企画・実施や,農業ボランティアとして継続的に地域に関わっています。
名称 | ため池アクション |
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期間 | 2023年5月〜2023年10月 |
参加費 | 0円(自宅からの交通費等は基本自己負担) |
参加までの流れ |
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対象 | 大学生・大学院生 |
定員が超えた 場合の選考基準 |
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開催場所 |
開会式・中間発表・最終発表 ため池みらい研究所〒675-0003 兵庫県加古川市神野町690-1 その他(各フィールドの拠点) ACTION 1カシオふれあい館〒675-0312 兵庫県加古川市志方町廣尾613 ACTION 2原新田公民館 〒675-0335 兵庫県加古川市志方町原997 ACTION 3草谷川土地改良区 事務所 〒675-1101 兵庫県加古郡稲美町下草谷305-2 |
主催 |
兵庫県立大学環境人間学部エコ・ヒューマン地域連携センター 一般社団法人ため池みらい研究所 |
協力 |
東播磨地域創生連携協力協定推進協議会 構成組織
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アクセス |
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その他 |
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