ご挨拶

この度、一般社団法人ため池みらい研究所の代表理事に就任いたしました星野　敏です。
私は2024年3月まで京都大学で農村計画学を専門に研究しておりした

ため池みらい研究所は、行政と3大学（神戸大学、京都大学、兵庫県立大学）が締結した連携協定（2018年6月）から生まれた組織であり、2021年9月に設立されました。
市民研究所という名称には市民が設立した研究所という意味とともに、市民科学の考え方を導入した研究所という意味を込めています。
市民科学とは、学術研究と基本的に共通しつつも、以下の特性を備えたアプローチです。

1. 1）市民が参画して課題を共に解決する
2. 2）地域に即した解決案を提案する
3. 3）関係者のモチベーション（内的な動機やエネルギー）を重視する
4. 4）アクションリサーチ（実際の問題解決と理論的な知見の発展を同時に目指す研究手法）を採用する

これらの特性を生かしつつ、地域に密着した課題解決に注力してまいります。

私はこれまでの経験を活かし、この市民研究所のさらなる発展と目標の達成に全力を尽くす所存です。
今後とも、皆様のご指導とご支援を賜りたく、どうぞよろしくお願い申し上げます。
私たちの取り組みが実を結び、より良い未来を築くために、一丸となって取り組んでまいりましょう。

改めまして、皆様のご支援に心より感謝し、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

2024年6月14日
星野　敏
一般社団法人　ため池みらい研究所　代表理事